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美容師になるには?ちなみに給料はどれぐらいなの?他

      2017/08/04

美容師になるには?ちなみに給料はどれぐらいなの?他

今回のテーマは“美容師”です。

美容師の仕事とは何か?

美容師になるにはどうすればいいのか?

どんな仕事があるのか?

美容師になりたい!っていう人に参考になればなと思います。


美容師になるには?

美容師とは、『厚生労働省令で定められた美容師法における、美容師免許を取得している人』ということになります。

美容師法という法律があって、それで定めた美容師試験(国家試験)をクリアーした人が申請を出せば、厚生労働大臣より美容師免許が与えられ、美容師の仕事ができます。

サロンワークをするには、美容師になってからというのが大前提です。

厳密にいえば、美容師免許を持たない美容学生はたとえシャンプーであっても営業を行ってはいけないのです。

よく、カットさえしなければ免許がなくても大丈夫と思われていたりしますが、シャンプーやヘアカラーなども美容業の一環ですのでNGなのです。

この辺は、サロンで働きながら免許取得を目指している通信生などもいるので、わりとグレーな部分ですね。

美容師試験を受けるためには、美容専門学校を卒業する必要がある。

美容師試験を受けるためには、美容専門学校を卒業する必要がある。

美容師法で定められた美容師試験を受験するためには、美容専門学校を卒業するか、卒業する予定(卒業見込)でなければいけないということです。

その美容専門学校には、昼間課程、夜間課程、通信課程とありますので、どれかひとつを自分のライフスタイルに合わせて課程を選び、単位を取得すれば大丈夫です。

要する期間は、昼間課程2年、夜間課程2年、通信課程3年以上です。

昼間は働きながら美容専門学校に行きたいという人は、夜間課程か通信課程になりますが、普通に学生としてメインで学びたいという方は昼間課程がポピュラーです。

余談ですが、以前の美容学校は1年制で、もう一年はインターン生(中間生)といって美容室でサロンワークをするのが課程に組み込まれていました。


美容師試験(国家試験)とは?

美容師試験(国家試験)とは?

美容師試験は筆記試験と実技試験の二つに合格しなければなりません。

筆記

  • 関係法規・制度
  • 衛生管理
  • 美容保健
  • 美容の物理・化学
  • 美容理論

実技

第1課題

(2010年夏の試験まではオールパーパスのワインディング、オールウェーブセッティング、ローラーカールの中からどれか一つの課題でしたが、それ以降はデザイン巻きのワインディング、オールウェーブセッティングの二つの課題の中から一つになりました。)

第2課題

(2010年夏の試験まではグラデーションボブ、それ以降はレイヤーカット)

美容を行う場合の衛生上の取扱い

合格通知が届いたら、期間内に必ず美容師免許の申請をしなければ無効になりますので注意して下さいね。

美容師免許は試験を受けて合格し、免許の申請をして、その免許が交付されたその瞬間から効力を発揮しますので、合格しただけでは意味がありません。

美容師免許が交付されてはじめて、美容師となることができます。

美容師試験の合格率が低下傾向に?

現在の美容師志願者のうち、理容師美容師試験研修センターによると、残念ながら免許を取得した人は毎年の1万5000人を割ったそうです。

内訳としては、受験者数は増加したが、合格率が低下してしまったようです。

合格者数が2万人を割ったのは平成20年度で、5年間で約7千人のマイナス。

美容師になる人材の減少に歯止めが効かないとのこと。

合格率は、平均して約80%(うち新卒者88%、既卒者34%)です。

美容師は職業としてみても、いろんな面でハードです。

これから美容師になりたい!っていう人は、初心の覚悟を忘れないで頑張って下さい。

美容師の給料って少ないの?

やっと念願の美容師になれたとしても、それはあくまでスタート地点でしかありません。

そしてそのスタート地点は給料も最低限なのです。

上記の図は美容師の年収を表しているものですが、男女共に20代の給料がかなり低いことが分かります。

下積み時代の美容師の給料が極端に少ないという事実。

アシスタントに限らずスタイリストであっても、雇われの身である限り給料はさほどもらえず、なかには美容院オーナーとの給料差がとてつもなく大きいといった悪質なケースさえあります。

美容業界は昔から徒弟制度が強く、労使における雇用契約というよりも、オーナーは「スタッフに修行をさせてあげているんだから…」という感覚が根強く残っているのも原因。

結果的にスタッフには最低限の賃金だけを支払い、残りの利益は独り占めなんてこともよくあることでした。

他業種に比べて下積み時代の給料は少ない傾向にあると言わざるを得ません。

働いたら働いた分の正当な対価を頂くのは社会人として当然のことです。

仕事は決してボランティアではなく、個人対会社で雇用契約を結んだ上で成り立っていることを忘れてはいけません。

労働基準法で最低賃金が保障されている限り、働いた時間に対して極端に低い給料であればそれは違反なわけです。

正当な対価を支払わない経営者は、法の下において従業員を雇用する資格がありません。

美容師の仕事はサロンワーク以外にも色々ある。

一言に美容師といっても、美容師免許を所持している人全員を指しますので、その仕事の範囲はとても広いです。

一番多いのは美容院で働く人、つまりサロンワークです。

そのあたりはネイリストやエステティシャンも同様です。

サロンワーク以外でも、美容師免許が役に立つ仕事は実はたくさんあります。

サロンワークをしないのであれば、仕事上必ずしも美容師免許が必要なわけではありません。

しかしキャリアとしての意味では美容師免許がないと通用しない仕事もあります。

例えばこんな仕事があります…

  • テレビや雑誌などのマスメディアで芸能人やモデルのヘアメイク
  • 結婚式(ブライダル)のヘアメイク
  • 美容専門学校の先生
  • 化粧品や医学部外品の薬剤メーカー
  • 美容部員
  • 美容用品販売会社
  • ウィッグやかつら、増毛などのメーカー
  • イベントや撮影などの特殊メイクの会社

などなど、探せば他にもあると思います。

美容師=美容院でサロンワークというイメージが一般的ですが、それだけじゃないので、広い目で美容業界を視野にいれておくといいと思います。


美容院は増えているのに美容学生が減少傾向で、結果的に美容師不足に。

ここ数年で美容学生もかなり減少しているとのことです。

美容学生が減れば美容学校も減っています。

つまりは、美容師になる人が減っているということになります。

このままでは美容院のスタッフ不足が深刻な状況に追い込まれる可能性があります。

90年代後半、今から15年ほど前に大ヒットした、SMAPキムタク主演ドラマ「ビューティフルライフ」、深夜番組の「シザーズリーグ」などで、美容業界はバブル絶頂でした。

それに憧れて美容師になった方は、今はもうベテランの美容師ですね。

高校生が就きたい職業で医者や弁護士、公務員を軒並み抜いてNo.1にもなりました。

美容学校の倍率も、上位校では10倍を軽く超えていたほどです。

いまでは、少子化ももちろん原因のひとつなのですが、それに加えて美容師という職業の人気が下がっているのもあって、ダブルで影響を受けている状態です。

なお、2013年『なりたい職業ランキング』の結果は以下です。

  • 第1位 プロスポーツ選手/保育士
  • 第2位 公務員/パティシエ
  • 第3位 ニート/看護師、お嫁さん

美容師は女性の第10位にかろうじて入りました。

美容師は傍からみたら「かっこいい」「華やか」「手に職がある」など、いいイメージが多いですよね?

でも現実はすごく大変な業界で、夢半ばであきらめてしまう人がほとんどと言われています。

あきらめてしまうといっても、頑張りが足りなくて逃げるように辞めてしまうケースに限らず、手荒れや腱鞘炎、ヘルニアなどの職業病であきらめることになってしまう方も多いのです。

美容師になるにはまとめ

数字からみたら厳しい雇用環境ではありますが、仕事の内容はとても素晴らしいものだと私は思います。

綺麗事かもしれませんが、人生はお金や自分の時間ももちろん大事なのは前提ですが、それだけが全てではありません。

逆にいくら楽して稼げる仕事をしていたとしても、心からの充実感を感じるかどうかはまた別の話。大変な仕事ほど充実感に満たされることもあるのです。

美容師の仕事は、お客様を綺麗にできれば、笑顔でお礼を言っていただける素晴らしい職業でもあるのです。







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