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頭皮に優しいシャンプーって?どんなタイプがおすすめなの?

      2017/07/20

頭皮に優しいシャンプーって?どんなタイプがおすすめなの?

フケ、かゆみ、抜け毛、ベタつき、嫌な匂い…。

頭皮トラブルには様々な原因が関わりますが、「自分の頭皮とシャンプーが合っていない」ことも頭皮トラブルには大きな影響を与えることがあります。

そんなときにはシャンプーを頭皮に優しいものに変えてみるのがおすすめですが、でも、「頭皮に優しいシャンプー」って、ザックリし過ぎでよくわかりませんよね。

頭皮に優しいシャンプーとは?頭皮にトラブルが多い人は、どんなタイプのシャンプーを選んだらいいのでしょうか?

「頭皮に優しいシャンプー」とは?

「頭皮に優しいシャンプー」とは?

「頭皮の健康のために、頭皮に優しいシャンプーを使いましょう!」。そんな風によく言います。

でも…「頭皮に優しいシャンプーって何?」って悩みますよね。

シャンプーの広告にもよく「頭皮に優しい」のフレーズは使われますが、何がどう優しいのかは今ひとつよくわかりません。

実は私も頭皮が弱く、一時期に様々なトラブルに悩まされていました。そのときに「頭皮に優しいシャンプー」を片っ端から試しましたが…シャンプーによってはますます頭皮が荒れてしまうことも多々ありました。

でも、別にそのシャンプーが悪いものだったってわけではなく、私の状態に合っていなかったんだってことが後になってわかりました。

「頭皮に優しいシャンプー」の「優しい」は、実に幅広い意味で使われているんだなってことも実感しました。

どんな優しさが必要かは人によって違うということで、それを見極めることが重要なポイントかなと思います。そこで、「頭皮に優しいシャンプー」の様々な系列を並べてみました。

頭皮の辛いカユミとフケにおすすめのシャンプー【KADASON】

主成分の界面活性剤が低刺激性だから優しい

主成分の界面活性剤が低刺激性だから優しい

  • アミノ酸系シャンプー
  • カルボン酸系シャンプー
  • 両性イオン系シャンプー

アミノ酸系界面活性剤の例

  • ココイルグルタミン酸TEA(N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノール)
  • ラウロイルメチルアラニンナトリウム

カルボン酸系界面活性剤の例

  • ラウレス-5カルボン酸ナトリウム

両性イオン界面活性剤の例

  • ココアンホ酢酸ナトリウム(アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン)
  • コカミドプロピルベタイン

こんな人におすすめ!

  • 頭皮のバリア機能が弱い人
  • 頭皮が乾燥しやすい人
  • 全体的に敏感肌の人
  • 頭皮への刺激を少なくしたいと思っている人

メリット

  • 皮脂を奪い過ぎず、頭皮を傷めにくい

デメリット

  • 皮脂汚れの激しい人には使いにくい
  • 洗浄力の強いものに比べスッキリ感に欠ける
  • 洗浄成分の見極めが難しい
  • 価格が全体的に高い

「頭皮に優しいシャンプー」の代表は、洗浄成分に低刺激性の界面活性剤を使っているシャンプーです。

界面活性剤とは、例えば水と油のようにそのままでは境界線ができてしまうもの同士をなじませる力を持ったものの総称です。

昔、粗悪な界面活性剤が健康被害をおこした悪いイメージが残り、「界面活性剤」そのものが良くないと誤解している人もいますが、界面活性剤自体はシャンプーには不可欠です(ハーブ粉100%を除き)。

これが無いと皮脂や油分を含んだ整髪料などの汚れを落とすことはできません。石けんも、界面活性剤の1つです。

界面活性剤には何千もの種類があります。シャンプーを含めた化粧品類に使われるのはその中のほんの一部で、基本的にはどれも肌への安全性に配慮したものです。

ただ、一番普及している「ラウレス硫酸系」「ラウリル硫酸系」(成分表示の上の方に「ラウレス硫酸○○(アンモニウムやナトリウムなど)・ラウリル硫酸○○」という表示がされているもの)は非常に洗浄力が高く、お肌が弱い人にや皮脂が少な目の人にとっては刺激が強すぎる恐れがあるとされています。

一方、低刺激性の優しい界面活性剤としては、上に書いたアミノ酸系、カルボン酸系、両性イオン系などがよくあげられています。

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注意点

マイルドな洗浄成分は、乾燥しやすい頭皮の人、バリア機能の弱い敏感な頭皮の人にはおすすめです。全体的に価格は高くなりますが、ラウレス硫酸系やラウリル硫酸系のものよりはたしかに優しい使い心地と感じます。

ただ、とくにアミノ酸系は商品の実態を見極めるのが難しいです。ほんの少しでもアミノ酸系界面活性剤が入っていれば、「アミノ酸系洗浄成分使用」と書けるので、実際にはラウレス硫酸系や石けん成分がメインで安価なものと内容が変わりないシャンプーも混じっているので注意が必要です。

 (石油系)合成界面活性剤不使用だから優しい

(石油系)合成界面活性剤不使用だから優しい

  • 「(石油系)合成界面活性剤不使用」と表示されたシャンプー
  • 石けんが主成分のシャンプー

シャンプー選びの参考にならないことも…

「頭皮に優しい」のふれこみでよく出てくるのが、「合成界面活性剤不使用」という言葉ですが、これはかなりあいまいな表現で、「合成界面活性剤不使用=頭皮に優しい」の基準にはならないような気がします。

「合成界面活性剤」というくくりだけで言えば、上にあげた優しいとされる界面活性剤も、合成です。たぶん、多くの場合は「石油系合成界面活性剤不使用」ということを表現していると思われ、そのように表示されているものもあります。

界面活性剤の原料には、植物油脂や動物の脂肪酸などの天然由来と、炭素が主原料となった石油由来のものがあり、「石油系合成界面活性剤不使用」と書かれているものは、素材が天然由来だということを示していることになります。

ですが、最近のシャンプーで使われる界面活性剤はほとんどヤシ油、パーム油、動物油脂などが主原料のものです。

ですので、頭皮に優しい洗浄成分を使ってもあえて「石油系不使用」と書いていないシャンプーもあり、結局はそのシャンプーそれぞれの品質によって異なるので、この言葉は今ひとつ参考にならない場合があると思います。

【市販シャンプーの選び方】自分の髪と頭皮におすすめなのはどのタイプ?

石けん=頭皮に優しい?

合成界面活性剤不使用と書かれたものの中には、石けんが主な洗浄成分となっているものがあります。石けんも界面活性剤の1つですが非常にシンプルなつくりなので、化学的なリスクという面では「優しい」のかもしれません。

人によっては、石けんでの洗髪でトラブルが無くなったというケースもあります。皮脂量もバリア機能もしっかりした頭皮の人ならそれもありかもしれないです。

ですが、一般的な石けんの洗浄力はとても高いので、デリケート頭皮の人には向かないと思います。もしも石けん系を使いたいなら、品質の良いオリーブ石けんなどなら比較的使い心地はマイルドです。

「合成界面活性剤は危険!」の根拠

石油系に限らず、合成界面活性剤を全体に危険視する意見もありますが、基本的には安全性が認められたものが使われ、健康なお肌の人ではそう問題になることはないと思われます。

では、何が問題視されているかというと、「合成界面活性剤の中には肌の上で分解されないものがある」という点のようです。

お肌の上や頭皮に成分が残留してしまったときに、石けんは自然に分解されますが、合成界面活性剤の中には、そのまま皮脂を吸着し続けてしまう可能性のあるものが存在するということです。

ただ、それは水分を与えられたときの話で、主に問題となるのは化粧水など水分の多い商品に関してです。

また、すべての合成界面活性剤でそのリスクがあるというわけではありません。

いずれにしても、「シャンプーはしっかりすすぐこと」は頭皮のためにも大切なポイントですね。どのように優しいものであっても、頭皮に残留させない方がいいことだけは確かだと思います。

天然由来素材が中心だから優しい

天然由来素材が中心だから優しい

  • ハーブ系シャンプー
  • 天然界面活性剤使用のシャンプー

ハーブや樹木の中には、天然の界面活性剤の役割をするものがあり、そのような成分をメインにしたシャンプーがあります。

究極は、ハーブ粉100%のシャンプー。ヘナやシカカイなどのハーブの粉末をお湯にとき、頭皮になじませるようにして使います。泡はたちません。

また、オリーブオイルの界面活性効果を利用したクリーム状のシャンプーなどもあります。

このようなシャンプーは、上手く頭皮に合えばなかなか優れモノです。

ただ、これにもデメリットがあり、頭皮が炎症をおこしやすい人や菌が繁殖しやすい状態になった人が使うとよけいに状態が悪化することもあります。

そして、使いづらいです。やはり化学合成の力は偉大というか…保存が難しくすぐに吸湿したり、上手く洗い上がらなかったり。

コツをつかむまでがけっこう大変で、忙しい人や面倒くさがりやさんにはあまり向きません。

また、ハーブ系は香りが苦手な人もいるかもしれないです。悪い香りではないですが好みが分かれ、「爽やかなシャンプーの香り」とはちょっと離れてしまいます。

また、天然素材は必ず合成品より優しいというわけではなく、アレルギーを引き起こすリスクは合成品より高い可能性があります。体質に合う合わないがハッキリと分かれるので、注意しながらのお試しをおすすめします。

まとめ

「頭皮に優しいシャンプー」についてのあれこれをご紹介しました。

中に書かれていることは、書籍や専門家の話などに基づいてはいますが、私自身は化学や美容や医療の専門家ではなく、かつて山のようにシャンプーを試した一般消費者の経験談として書いています。

そのため、内容が保証できるものでないことをご了承ください。

ただ、実際に色々なシャンプーを試してみると、トラブルが多い人ほど「自分の頭皮に合うシャンプー選びは大切」ということはシミジミ思います。

私自身は、複数のシャンプーを、自分の状態やシーンによって使い分けています。

情報や口コミは参考になりますが、合う合わないは個人差が大きいので、結局最後は自分でお試しを続けるしかないですが、トラブルが深刻な人は、先に皮膚科で相談するのもおすすめです。

トラブルの原因が皮膚炎や細菌性だった場合は、どんなシャンプーも合わないことが。そのときには先に治療し、落ち着いてからシャンプー選びをするようにしましょう。

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