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ヘアカラーのウィービングでメッシュを髪に入れよう!

      2017/08/12

ヘアカラーのウィービングでメッシュを髪に入れよう!

ホイルワーク

美容院では『ホイルワーク』とかウィービング』などと呼ばれる『メッシュ』を入れる技術の知識についてまとめてみました。

これからメッシュを入れてみたいと思っている人は、ひとつの知識として参考にしてみて下さい。

一般の方にはホイルワークといってもなんのことやらという感じだと思いますが、美容室のヘアカラーメニューではより高度なものになります。

その分、手間も時間もかかるので、普通はヘアカラーの料金+3千円~5千円ぐらいのオプションメニューになりますね。


美容師さんにおすすめされてホイルワークを経験したことがある方もいると思います。

15年ぐらい前はヘアカラー全盛期だったので、金髪やヴィヴィッドなヘアカラー、そしてエクステが流行っていた流れでこのホイルワークも盛んに行われていました。

ホイルワークというのは、美容師がアルミホイルを使用して施術をするヘアカラーのためそう呼ばれていますが、ヘアデザイン的には『メッシュ』とか『ハイライト』とか呼ばれています。

メンズの無造作ヘアなどに入れたり、女性でも顔周りにアクセントとして入れたりしてとても人気がある奇抜なヘアカラーデザインです。

なお、ウィービングは日本語で編むという意味からきています。編み込むように毛束をすくい取るという技術の動作を表しています。

ウィービング(メッシュ)とは?

ウィービング(メッシュ)とは?

普通のヘアカラーは髪全体を根元~毛先まで均一に染める施術ですよね。

それに対し、ウィービングは部分的に明るくしたり暗くしたり色を鮮やかにしたりと、髪の毛束ごとに色を変えられるヘアカラーの技術のことです。

仕上がりとしては、部分的に色が異なるのでアクセントになってヘアスタイルが立体的に見えたり、毛先の動きを強調する毛束感を演出する効果があります。

エクステは髪の長さを伸ばす他にもヘアカラーのデザインを強調する効果がありますが、それに近い感じです。

最近ではメッシュのようなデザインを手軽にできる『ヘアカラーワックス』というものが流行しています。

こちらは一回洗えば落ちるため、カラースプレーと同じでその時だけのデザインです。

銀髪にしたり赤髪にしたりブルーなんかもあります。

 

 

 

 

最近は、奇抜なデザインのヘアスタイルをする方が少なくなっているのと同時に、メッシュを入れたりエクステをするお客さんが減ってしまっているのが現状です。

なお、ここから先はメッシュを入れるためのウィービングの技術的な内容になります。

美容師さんや美容学生さん向けになりますので、一般の人には少し分かりづらいかと思いますので読み飛ばしちゃって下さい。

興味がある人は参考にしてみて下さい。

ウィービングの効果と入れ方

ウィービングの効果と入れ方

同化効果( ぼかし、馴染ませ、明度コントロール、柔らかさの表現 )

スライスの面から髪をすくいとるため、ピンポイントで細かくカラー出来るのが特徴。

すくいとる毛束を「チップ」、間引く毛束の間隔を「ピッチ」と呼びます。

  • チップ
  • ピッチ
  • チップの深さ

この3つをコントロールすることで、ハイライトまたはローライトの現れ方を操作することが出来ます。

ウィービングは『チップの太さや形をどうとっていくか』が一番のポイントになります。

チップを太くとれば、ベースとのメリハリ感を出すことができます。

チップを細かくとればベースとのなじみが良くなります。

また、髪全体への均一なウィービングは動きと立体感をつくることができます。

チップ(毛束の太さ)とピッチ(間隔)による効果の違い

  • (2mm幅 2mm間隔)細かくたくさん入るため、明るさが出やすい。ベース毛に馴染みやすい。
  • (3mm幅 7mm間隔)自然な立体感、コントラストが表現できる。ウィービングのチップの基本といえる。
  • (5mm幅 5mm間隔)特に動きを強調したい時などに使う。ある程度のコントラストが表現できる。
  • (10mm幅10mm間隔)ベース毛に対してハイライトのコントラストがはっきりと目立ち、個性的な印象になる。

チップの深さ

1cmスライスに対してチップの深さは基本的に2mm~5mm

パネルの間隔

5mm~15mm


スライシングの効果と入れ方

スライシングの効果と入れ方

対比効果( 動き、毛流れ、ライン・面を強調 )

パネル全てを塗布するため、面でカラーがされるのが特徴。

スライシングは『毛流れに対して、縦、斜め、横のどのようなスライスを取っていくか』が一番のポイントになります。

カットベースと組み合わせるとより効果的です。

例えばレイヤースタイルの動きや立体感を強調したいときには、カットラインに合わせた縦や斜めのスライシングが有効です。

また、ウィービングに比べて作業時間を短縮することが出来ます。

  • 縦スライス…筋状のライン
  • 横スライス…面状のライン、動きのあるスタイルからストレートなスタイルまでオールラウンドに使用できる。
  • 斜めスライス…コントラストがつけやすく、スタイルに合わせた毛流れや動きを表現することに優れる。流した時に筋状のライン(フォワード、リバース)
  • その他…立体的な三角チップ、逆三角チップ、ひし形など、様々な取り方がある。

スライスの厚さ

2mm~5mm

パネルの間隔

5mm~15mm

ハイライト&ローライトの対比

ハイライト&ローライトの対比

主に、『明度対比』『 彩度対比』『色相対比』があります。

  • ブレンド系…ベース明度とハイライト&ローライトの明度差が2レベル程度。
  • ナチュラル系…3レベル以内
  • インパクト系…4レベル以上

ハイライトは膨張して見えやすい ⇒ 少し細くとる

※ 多く入れれば入れるほど全体的に明るくなる。

ローライトは収縮して見えやすい ⇒ 少し太めにとる

※ 多く入れれば入れるほど全体的に暗くなる。

同色でトーンを変えると馴染みやすくなる ⇒ ブリーチでハイライトを入れたら一度流して全体をカラーリングすると作業効率が良い。

配置

サークル、トライアングル、スクウェアなど、デザインに応じて様々な配置のバリエーションがあります。

基本的に『デザインとして必要な所に必要な量』で施術します。
(例)オーバーセクションやトップのみ、フェイスラインやバングのみ等。

プロセス

ワンプロセスで施術を行うのか、一度流してツープロセスで行うのか、作業効率の考慮も重要です。

メッシュを髪に入れよう!まとめ

ウィービングやスライシング技術による視覚効果の違いは様々なバリエーションがあります。

入れる場所、パネルの取り方、チップやピッチの取り方などいろんな施術の仕方が考えられます。

細かく言えば方法やデザインに正解や不正解はあるのですが、あまりそれを気にするよりも、自由に思い切っていろんなデザインを試してみるのが技術の第一歩ではないかなと思います。

いかがでしたか?

メッシュは毛先の動きや立体感を強調するのでメンズの無造作ヘアにおすすめです。

女性のロングヘアでも、カラーバターやヘアチョークを使えば毛束を指でつまむだけでも簡単にメッシュを入れることができるので、ぜひ試してみてください。








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