傷んだ髪を徹底ケア!美容院レベルのおすすめトリートメントとは?
2017/06/01
メイクやファッションと同じように、ヘアスタイルも見た目を綺麗に見せるための大きなポイントです。
しかし、髪が傷んでいるとヘアスタイルが綺麗に決まらず、せっかくのヘアカラーやパーマも台無しとなってしまいます。
髪の毛は、最初は健康的な状態で生えてきますが、長年ダメージを受け続けている状態であるため、綺麗に保つためには適正なヘアケアが不可欠です。
今回は、髪の傷みを徹底ケアするためのトリートメントについて、種類とその効果、美容院レベルのおすすめトリートメントを紹介します。
髪の傷みが気になっている人はぜひ参考にしてみて下さい。
髪が傷むとどうなる?
髪が傷むと一般的にこんな状態になってしまいます。
- 手触りが硬い、ゴワゴワする。
- パサパサでツヤがない。
- 髪が広がる、まとまらない、クセ毛になってしまう。
- 絡まったり、枝毛や切れ毛が多くなる。
- 髪の毛にハリ・コシ、弾力がない。
- ヘアカラーの色落ちが激しい。
- パーマがすぐにとれてしまう。
どれを見ても、決して良い状態ではないことは分かりますよね。
髪が傷むことによって、髪の扱いが難しくなり、毎朝のスタイリングが上手くいかないなんてことも多くなります。
『美容院に行ったばかりの時は良かったはずなのに…』と思うことはありませんか?
それは、美容院では適正なヘアケアをしてくれているからです。
一見すると、シャンプーやトリートメントをしているだけのようにも見えますが、それだけじゃありません。
本来の正しいヘアケアを行うことによって、髪は見違えるように良くなり、今までとは違う扱いやすい髪質にすることができるんです。
では、どのような理由で髪が傷むのか、原因から見てみましょう。
髪が傷む原因
普段の生活において、髪が傷む原因は主にこのようなものが挙げられます。
- シャンプー
- ドライヤー、ヘアアイロン
- ブラッシング、スタイリング
- 紫外線
- 髪を触る
- ヘアカラー、パーマ、縮毛矯正
この中でも、特に髪の傷みが一番大きくなるのがヘアカラーやパーマです。
髪の毛は、熱や物理的な傷みよりも、薬剤によるダメージが桁違いに大きくなります。なかでも縮毛矯正なんて、アイロンによる熱と薬剤の相乗効果で、髪にとっては最悪レベルのダメージを与えてしまいます。
髪の傷みが気になる人の多くは、ヘアカラーやパーマを日常的にしていることが多いはずです。
特にヘアカラーは、1年間のうちでも4~6回することが多く、その度に髪の毛にダメージが蓄積されていきます。
例えばロングヘアの人であれば、髪の毛が新しく生えてきてから最終的に切るまでに3~4年間はあるので、その間にヘアカラーを何度も繰り返しているから髪が傷むのは当然ですよね。
多い人なら同じ髪の毛に20回以上ヘアカラーをしていることになります。
傷んだ髪のケアにはトリートメントが最適ですが、トリートメントにも限界があり、ひどく傷み過ぎてしまった髪の毛は最終的に切るしかない状態になってしまいます。
ショートヘアの人なら髪が伸びたらマメに切ればいいかもしれませんが、セミロングやロングヘアの人はそうもいきませんよね。
これから髪を伸ばしていきたいという人も多いかと思います。
髪を切らなくても良い状態をキープできるように、日頃のヘアケアを徹底していきましょう!
ここからはトリートメントによる正しいヘアケアについて説明していきます。
傷んだ髪へのトリートメント効果
傷んだ髪にトリートメントをするというと、こんなイメージがあるかと思います。
- 手触りが良くなる(しっとり、サラサラ)
- 髪がまとまりやすくなる
- ツヤツヤになる
しかし、手触りや見た目を良くすることだけがトリートメントの効果ではないのです。
髪の状態を本来の健康的な状態に近づけるということがポイント。
そのために必要なことは、この2つです。
- 傷んだ髪の内部を補修する。
- 髪の外側にあるキューティクルを整える。
つまり、傷んだ髪をケアするということは、毛髪の内側と外側を適正に補修することが必要なのです。
髪はタンパク質で構成されていて、傷むことによって内部がスカスカになってしまいます。スカスカになると、健康な髪に本来存在している細胞間脂質(CMC)や水分を保持できなくなります。
その結果、パサパサでツヤのない髪の毛になってしまうのです。
髪の手触りや見た目だけを良くするには、それこそシリコンなどの油分を髪の表面に付ければいいので、リンスやコンディショナーといったもので対処できます。
髪の傷みが少ない人に限って言えば、市販のリンスやコンディショナーで十分と言えます。
化粧品で例えると、乳液やクリームと同じですね。
しかし、髪の傷みが激しい人にとっては、それだけでは表面的なケアにしかならず、髪の内部に栄養を補給することができません。
化粧品でいうところの化粧水や美容液の役割、つまり直接的に肌(髪)に栄養を与えることが必要になりますが、その役目がトリートメントとなります。
具体的に言えば、毛髪の内部にタンパク質(アミノ酸)を補うということです。
そして毛髪の外部は、傷んで乱れてしまったキューティクルを油分によって整えて保護。内部のタンパク質の流出を防ぐとともに、手触りを良くします。
以上がトリートメントの効果となりますが、簡単にまとめるとこのようになります。
- 髪の内部にタンパク質を補って水分量と油分量を適正に整える。
- 疑似キューティクルを形成し、内部を保護しつつ手触りを改善、ツヤを出す
次に、トリートメントの種類はどのようなものがあるのかを紹介します。
トリートメントの種類
一般的にトリートメントと呼ばれるものの種類は、大きく分けて3つあります。
- シャンプー後のトリートメント(=インバストリートメント)
- 洗い流さないトリートメント(=アウトバストリートメント)
- サロントリートメント(=システムトリートメント)
シャンプー後のトリートメント(=インバストリートメント)
シャンプー後のトリートメントは誰しもにお馴染みですが、一般的にはリンスやコンディショナーも同類とされています。
お風呂場の中で行うのでインバストリートメントとも呼ばれ、付けた後は必ず洗い流します。
洗い流さないトリートメント(=アウトバストリートメント)
それに対して洗い流さないトリートメントは、お風呂場の外で行うのでアウトバストリートメントと呼ばれ、付けたら洗い流さずにそのままドライヤーで乾かします。
洗い流さないトリートメントは、ヘアオイルやミルクタイプが人気ですね。中身の成分はシリコンやその他の油分がメインとなっています。
傷んだ髪やくせ毛におすすめ!ヘアオイル(洗い流さないトリートメント)の効果とは?
そしてサロントリートメントですが、これに関しては後ほど詳しく説明します。
傷んだ髪におすすめのトリートメントはどのタイプ?
おすすめのトリートメントは、上記でも説明したように、髪の毛の内部と外部を正しくケアできるものです。
そういう意味では、洗い流さないトリートメントは、髪の毛の外部(キューティクル)のケアを主な効果としているため、本来のトリートメントとは目的が違います。
『付けている時は良いけど、一回洗うと効果が分からない』と口コミにもありますが、それもそのはず、付けている時だけの一時的な効果なので、1回シャンプーをすれば落ちてしまいます。
もともと洗い流さないトリートメントは、髪の手触りの良さやまとまり、ツヤが欲しい時に補助的に使うという位置付けのアイテムです。
具体的に説明すると、髪を保護しているキューティクルはダメージによって剥がれ落ち、疎水性である毛髪が親水性になってしまいます。
バリア機能を果たしていたキューティクルを失うということは、毛髪の内部がむき出しの状態になってしまうということです。
これを補修するために、疑似的なキューティクルを形成するのが洗い流さないトリートメントの主な役割なのです。
これはこれで使い勝手が良いアイテムなので、本来のトリートメントをしつつ、仕上げに併用するのが理想的ですね。ダブルでケアすれば最上級な仕上がりとなります。
では、傷んだ髪を根本的に改善するためにおすすめのトリートメントとはどのタイプでしょうか?
それがズバリ「サロントリートメント(=システムトリートメント)」となります。
傷んだ髪を徹底的にケアするなら美容院のサロントリートメントがおすすめ!
サロントリートメントとは、美容院の施術メニューにあるシステムトリートメントのことを指します。
カラーやパーマをする時に、一緒に勧められたこともあるのではないでしょうか?
これは毛髪の内部補修と外部補修をそれぞれ分けて行うもので、健康的な髪に必要な栄養素(タンパク質、水分、油分)を補給し、ひどく傷んだ髪を徹底的に補修するという本格的なトリートメントです。
メーカーにもよりますが、2~3浴式のタイプが多いです。
その効果の高さは圧倒的。驚くような手触りとまとまりで、サロンならではのクオリティで仕上がります。
料金的にはヘアカラーやパーマに加えてプラス2,000円~5,000円といったところでしょうか。これはカットやカラーに匹敵する料金なので、決して安くありません。
問題なのは、せっかくしてもらっても1~2週間程度でその効果が半減してしまうということです。
これはヘアカラーやパーマと同じように持続性に限界があり、特に日々のシャンプーを繰り返すことで落ちてしまうのが原因です。
シャンプーさえしなければ長く持続しますが、そういうわけにも行きませんよね。
美容院に通うペースは2カ月に1回ぐらいの人が多く、次回にサロンに行くまでトリートメントの効果が持たないのが現状なのです。
かと言って、トリートメントだけのために美容院に行くのも大変ですよね。なかなかそこまで時間的にも料金的にも余裕がある人はいないかと思います。
本来であれば、美容院で施術してもらったサロントリートメントの効果がずっと持続するのが理想的ですが、そうも行きません。
そこで、その対策として開発されたのが次に紹介するトリートメントです。
効果は美容院レベル!サロントリートメントが自宅で出来る
上記で説明した本格的なサロントリートメントを自宅で行えるように開発されたのが、『クイーンズバスルーム2剤式システムトリートメント』です。
⇒自宅で美容室☆2剤式システムトリートメント♪【クイーンズバスルーム】
これは公式サイトの説明にもあるように、傷んだ髪を徹底補修するまさにスーパートリートメントで、自宅で美容院レベルのスペシャルケアが出来るというもの。
普段のトリートメントと併用すれば、美容院レベルのトリートメント効果をずっと維持することができ、いつも綺麗な髪の状態でいられます。
もし普段から美容院でサロントリートメントをしていたとしても、効果がなくなってきたらその都度アフターケアをするというように活用できます。
また、これまで料金の高さが気になって美容院のトリートメントが出来なかった…という人にもおすすめできるコスパですよ!
1剤と2剤のセットで40回分もの量があるので、1回あたり100円ちょっとの計算です。
美容院のサロントリートメントが1回2,000円~5,000円するのと比べると破格ですよね。
まぁ、美容院のサロントリートメントが高い理由は、間に卸業者が入っているというのもありますが、そのほとんどが美容師さんの施術料金になっているからです。プロに払う技術料だからこそ高いのは当然と言えますが。
そこを自分でやれば薬剤費だけで済むし、このトリートメントに関してはメーカーから直接購入できるので、サロンと同等レベルのトリートメントなのにかなり安く済むというわけです。
使い方も簡単な2ステップ。一言で説明すれば、1剤を付けて流して、次は2剤を付けて流すだけです。笑
使うタイミングとしては、髪の傷みが気になった時に集中ケアとして使うのがおすすめ!
逆に言えば、普通のトリートメントのように毎日使うのはもったいないと言えます。やればやるほど効果がどんどん高まるわけではありませんので。
ちなみに私の使い方を紹介すると、自宅や美容院でヘアカラーをした日に使ったり、手触りに物足りなさを感じた時のペースで使っているので、平均してだいたい週に1回ぐらいになっています。
まとめ
いかがでしたか?
- 傷んだ髪を徹底ケアしたい方(まとまらない・パサパサ・ゴワゴワ・切れ毛・枝毛・絡まり)
- サロントリートメントの持続性を維持したい方
- 髪の無駄なボリュームを減らしたい方・髪にハリを出したい方
- 髪の手触りを良くしたい方(しっとりサラサラ・柔らかさ・軽さ)
- 髪を良い状態で伸ばして行きたい方
- サロントリートメントをしたいけど料金が…という方
以上の方は、日常生活に美容院レベルのスペシャルケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?
私的にもこれはかなり重宝しているので、本気でおすすめできますね。
最後に、もし経済的に余裕のある人は、先に紹介した洗い流さないトリートメントも併用するのが最高に理想的な組み合わせとなります。
今回紹介した本格トリートメントで髪そのものを補修、そしてドライヤー前に付ける洗い流さないトリートメントで外部ダメージから徹底保護、というこれ以上ないヘアケアを叶えることができます。
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