人気ランキングでおすすめのコテは上手に巻けない?
2018/02/09
巻き髪にするのは難しい
- 『上手く巻けない…』
- 『首や手をやけどした』
- 『髪の毛がすべって巻き込めない』
- 『折れ目がついちゃった…』
- 『ウェーブにならない』
コテを使ったことがある人ならこんな経験ありませんか?せっかく綺麗な巻き髪にしたいなって思ってランキングでおすすめのコテを購入してみたけど、なんだか上手く巻けない。
髪の巻き方が分からないからネットの動画を見て真似てみたけど、難しくてできないから使うの止めちゃった…という人も少なくないと思います。
プロ用のコテは自分で巻くには不向き
それもそのはず、一般に販売されている髪を巻くコテはプロ用に作られているものなのです。私も持っていますが、これで自分の髪の毛を巻くのはハッキリいって難しいです。
やけどもしちゃうし金属だからすべるし、初心者だったらなおさらだと思います。これは主に美容師さんが業務用でお客さんに使うタイプのものだったのですが、そのコテが一般にも販売されはじめたのです。
このようなプロ用のコテにはこんな特徴があります。
- 熱くなるロッド部分がむき出しになっている。
- 温度設定の幅が広い。
- コードが長い。
- サイズのバリエーションが多い。
お客様に施術するための業務用のコテとしてはこれ以上ないぐらいに使いやすく設計されています。しかし、自分の髪の毛を巻く時には必要のない機能が多かったり、ロッド部分がむき出しになっているのはとても危ないです。
通常で180℃ぐらいで使用するため、手や首にでも触れてしまったら一瞬でやけどしてしまいます。温度設定にしても120℃~200℃まで変更できるものが多いですが、これは特殊な髪質の人やコテパーマなどの施術をする上でも使えるようにしているためです。
コードの長さにしても美容室で使うためにかなり長く作られています。つまりこのようなコテは、あくまで美容師さんがお客様に対して使う業務用なので、自宅で自分の髪を巻くために使うためのものとしてはとても使いづらいのです。
そんなコテが人気ランキングでおすすめされてしまっているのが現状です。
人気ランキングでおすすめされているコテとは?
巻き髪にしたいと思ってコテの購入を検討した時に、まず参考にするのは友人や美容師さんですよね。その次にネットで調べて…って感じでしょうか。とくに初心者は最初に何を買ったらいいのか分からないので、知人に教えてもらって買ってみるというケースがほとんどになるかと思います。
そしてその時におすすめされるのは、ほとんどがプロ用のコテになってしまいます。人気ランキングでもおすすめされたりしていますが、それは美容師さんが使っているのを見たり調べて買っている人が多いからなのです。
- 『プロが使っているんだから間違いないよね』
- 『自分でも同じように綺麗な巻き髪ができるはず』
こんな風に思ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。しかしプロが仕事用として現場で使用するものと、自宅で自分で髪の毛を巻くものとでは、その用途がまったく違うので、作りも似ているようでまったく違うものなのです。
初心者でも上手な巻き方ができるコテは?
では、初心者でも使いやすく上手な巻き方ができるコテはどういうものなのかを見てみましょう。見た目こそプロ用に比べるとポップなものが多いですが、自分で巻き髪にするにはこれ以上なく使いやすいのは間違いありません。
こんなところが使いやすいポイントです。
- 高温なのにロッドを触ってもやけどしない
- 巻き髪にもストレートにもできる
- 根元のボリュームアップができる
- ブラシが付いているため髪の毛がしっかり巻き込める
- ショートでもロングでも使えるサイズ(30mm)
- 温度設定も2種類で分かりやすい
- コードが絡まない
ポイントは、高温なのにロッド部分を手でつかんでもやけどしないところです。だからこそ自由に使えるので使いやすさが格段に違います。プロ用のコテは、ロッド部分を少しでも触ろうものなら大やけどをしてしまうので、思い切って使えません。
それに比べるといかに扱いやすいかというのが分かると思います。ロッド部分にブラシがついているタイプは、プロ用のようにすべってしまって髪を上手く巻き込めないといったところも解消されます。
巻き髪とストレートがどちらもできるタイプのものもある
全体は大きなウェーブの巻き髪にして、前髪のくせ毛はストレートに伸ばすなんてこともできます。
巻き髪に関わらず、内巻きボブにしたりトップにボリュームを出したり、時には気分転換でストレートヘアにしたりと、どんな使い方もできます。メンズのスタイリングとしても便利です。
まとめ
以上のように、巻き髪のスタイリングをするなら、プロ用ではなく家庭用を選ぶのがベストと言えます。コテは日常的に使うものだし、1台あればずっと使えるものなので、自由に使いこなせるものを選ぶことがヘアアレンジが上手くなる近道です。
もちろん最初から完璧にっていうわけにはいきませんが、まずはスタイリングをする習慣をつけることです。そうすれば自然と上手くなっていきますので、どんな髪型も自由自在にヘアアレンジできるようになります。
関連記事
-
-
パーマがすぐとれちゃう原因と長持ちさせるシャンプーの方法
せっかくかけたパーマが翌日にはとれちゃった…。そんな原因とパーマを長持ちさせるシャンプーの方法を紹介しています。
-
-
傷んだ髪やくせ毛におすすめ!ヘアオイル(洗い流さないトリートメント)の効果とは?
傷んだ髪、くせ毛や天然パーマで髪がまとまらない、膨らむ髪のボリュームを抑えたい、そんな時はヘアオイル(洗い流さないトリートメント)がおすすめ!その効果とは?
-
-
髪を傷めずに巻き髪やストレートに!おすすめのヒートケア低温ヘアアイロン
毎日ヘアアイロンを使って巻き髪やストレートにしていると、髪が激しく傷んでしまう結果となります。そんな方におすすめなのが『ヒートケア低温ヘアアイロン』です。
-
-
パーマの中間処理はクエン酸リンスで髪を弱酸性に!
パーマにおける中間処理(中間水洗、クエン酸リンス)の正しい方法と使用するパーマ2剤による反応の違いを詳しく説明しています。
-
-
ボブにパーマをかけてみよう!全体に?それとも毛先だけ?
なんとなくボブの髪型に物足りなさを感じたら、パーマがおすすめ!ボブにパーマをかけてみたい人は参考にしてみて下さい。
-
-
ゆる巻きヘアスタイルの作り方!おすすめのスタイリング剤は?
ゆる巻きヘアスタイルの作り方、おすすめのスタイリング剤も紹介します。
-
-
流行りの髪型『ゆるふわパーマ風』にする髪の毛の巻き方
女性に人気のゆるふわパーマ。ゆるく大きな巻き髪のナチュラルさが人気です。ゆるふわパーマ風な髪の毛の巻き方を紹介。